利用規約

株式会社ギガデータ(以下、「当社」といいます)は、データ復旧サービス(以下、「本サービス」とする)の提供に関し、以下のように契約を締結します。また、本規約は本サービスの利用者(以下、「利用者」といいます)に適用され又、利用者は以下の規約を遵守することに同意したとみなします。

本サービスはデータを復旧・復元するものであり、記憶装置そのものの修理を行うものではありません。また、OS及びアプリケーションについてはお預かりした元の状態にかかわらず、一切の動作を保障致しません。
第1条(本サービスの定義)
1 当社がお客様からお預かりしたメディアから障害内容を確認の上、データを回収し、別メディアに保存して、お客様に返却するサービスです。
2 当社は故障の原因の調査・解析及びお預かりしたメディアの修理・修復は行ないません。

第2条(初期診断)
1 本サービス実施の前提として、当社はお預かりしたメディアについて、データ復旧が可能かどうか、初期診断を実施します。初期診断は無料とします。
2 当社はデータ復旧が可能と判断した場合、直ちに診断結果として、復旧できる内容と費用の見積もりをお客様に通知します。
3 お客様は通知を受けた後、データ復旧サービスの申込みをするかどうかを当社に通知しなければならない。その申込みをするかどうかの確答の期間は1ヵ月以内とします。
4 一旦、お客様の都合で申込みを取り消した後、その案件で再依頼する場合は診断料金5,400円の費用がかかるものとします。

第3条(本サービス作業の条件)
1 お客様から当該メディアが当社に到着した時点で、初期診断に関する契約が成立するものとする。
2 お客様のデータ復旧依頼書の受領をもって、本サービスの依頼に関する契約が成立するものとします。この場合、お客様は本サービス利用規約に同意したものとみなします。
3 外国人のお客様、または日本人であっても「日本語」を完全に理解しないお客様に関しては、基本的に本規約への同意が不可能であるため、修理依頼に応じることはできません。万一、どうしてもその必要がある場合には、「通訳」の日本人もしくは日本語を完全に理解する方の連名による本規約への同意書を必要とします。
4 お客様が、本件業務の完了後、特に必要な事情があるときは、作業内容報告書の提出を要求することができます。この場合、お客様は手数料として、1件につき、金5,400円の費用を負担するものとする。

第4条(輸送方法)
 お客様は、メディア等を輸送する場合、専門の宅配業者を利用し、十分な梱包資材等を使用した上で、通常の輸送では損傷が生じない梱包を実施するものとする。

第5条(外部委託)
1 当社はメディアの種類、障害状況により本サービスに付随する業務の一部を外部に委託する場合があり、お客様はこれを承諾するものとします。
2 外部委託する場合とは、ハードディスク内部の部品に重大な損傷がある場合、当該ハードディスクを分解して復旧しなければならない場合をいいます。
3 当社は外部委託する必要がある場合、お客様にその旨を通知する。その場合に、お客様より外部委託の同意があったときは、外部委託を実施します。または、お客様より外部委託を希望しない旨の通知があったときは、当社はお預かりしたメディア等を返却するものとします。

第6条(支払方法等)
1 原則として、当社の指定する銀行口座への振込み又は現金による支払いをするものとし、サービス完了後に返却するメディアの納品前の支払とします。 なお、振込及び宅配便の代引きにかかる手数料はお客様の負担とします。 
3 当社が本サービスの遂行にあたり経費を要した場合、事前にお客様の承諾を得たときに限り、お客様は当社に対し、承諾した範囲の費用を支払うものとします。
4 複数のメディアから特定のデータのみを復旧させる場合、別途費用がかかるものとします。
5 当社は復旧データの納品後は、委託料等の費用の返金は一切しません。また、請求書を発行後も同様とします。

第7条(免責事項)
1 メディアの状態によってはデータ復旧が不可能な場合があり、当社はデータ復旧の実施の有無を問わず、メディア及びお預かりした装置は現状のまま返却します。
2 輸送途中の事故・損害について当社は一切の責任を負いません。
3 当社は、初期診断から返却までの本サービスすべての過程において、お客様からお預かりした全てのメディア、装置について、調査・復旧過程で生じたデータ消失若しくは破損又はメディアの滅失、毀損に関し、一切の責任を負いません。
4 本サービスのご利用に際し、データの納品の遅延等によりお客様に不利益が生じた場合であっても、当社は一切の責任を負いません。
5 当社はデータ復旧作業から生じる技術的な情報や作業内容等を蓄積し、本サービスの目的の範囲内において、これを利用し開示する場合があります。
6 当社はお客様に復旧データを納品した日から7日間復旧データのバックアップを保管する。7日以上経過してからの不具合やクレームについて、当社は一切受け付けません。当社は7日後にはバックアップしたデータを完全に破棄します。
7 メディアをお預かりした日より30日以上が経過し、診断結果等を伝えているにもかかわらず、お客様より何等の連絡がないときは、申込書に破棄希望の記載がない場合に限り、送料着払いで返送します。また、お客様が提供した電子メール、電話番号で連絡が取れない場合は、お預かりしたメディア及びデータ等に関する所有権を含む全ての権利を放棄したものとみなし、メディア等の破棄をします。
8 商品の発送日、直接引渡し日から8日以上経過したものについては再納品できません。
9 データ復旧が不可能な場合、またはお客様の都合によるキャンセルの場合はお預かりしたシステム一式の送付・返送についての費用及びそれに付随する費用はお客様の負担とします。
10 OS及びアプリケーション等については、お預かりした元の状態にかかわらず、一切の動作を保証できません。

第8条(秘密保持)
1 秘密情報とは、当社がお客様から知り得た情報または顧客に関する個人情報・営業情報・人事情報・技術・製品・サービス情報・電子データ等の情報をいいます。
2 当社はお客様の承諾なしに、お客様から知り得た情報について、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
(1)第三者への開示または漏洩。
(2)当社がお客様より受託した業務(以下、受託業務という)への使用。(複写、複製等を含む)
3 前項に拘わらず、次の各号の一に該当するものは秘密保持に該当しないものとする。
(1)開示の時点ですでに公知となったもの。
(2)開示後乙の責によらず公知となったもの。
(3)第三者から正当に開示されたもの。
(4)当社が開示前より自ら所有しているもの。
(5)当社が独自に開発したもの。
(6)裁判所または行政機関から開示の求めがあった情報および必要とされる情報。
4 当社は、善良な管理者の注意をもって情報管理を行うものとする。
5 当社が本条に違反したことにより相手方が損害を被った場合には、お客様に対し損害を賠償しなければならない。なお、当事者間の合意で必要と判断したときは、当社及びお客様は本規約とは別に秘密保持契約を締結するものとします。
6 前項の秘密保持義務は当該データ復旧サービスの完了後も3年間引き続き有効に存続しているものとする。
7 当社は、秘密情報の利用にあたり、受託業務の遂行に必要な自己の役員および従業員にのみ開示または利用させるものとし、当該役員および従業員に対し本規約上の義務を遵守させるものとする。
8 前項の定める当該役員または従業員が本規約に違反した場合は、当社の責任とする。

第9条(権利義務の譲渡)
 当社及びお客様は事前に書面による相手方の承諾を得ずして、本規約上の地位権利、義務の全部又は一部を第三者へ譲渡若しくは担保に供してはならないものとします。

第10条(損害賠償)
当社の過失により、お客様のデータが漏洩され被害を被った場合、当社がその賠償責任を負うものとします。ただし、賠償額の総計はいかなる場合も、損害の発生の原因となる個別契約による当該データ復旧サービスのために当社が支払った金額又は当社が提示した見積額のいずれかの範囲を超えないものとします。

第11条(利用者資格の停止)
お客様がいずれかに該当する場合は、当社は該当するお客様に事前に何等通知または催告することなく、そのお客様は本サービスの使用ができなくするものとします。
1 お客様による本規約違反行為が判明した場合。
2 当社が特定のお客様による本サービスの利用が不適当と判断した場合。
3 上記以外に当社が必要であると判断した場合。

第12条 (契約の解除)
1 お客様について、次の各号に該当する事由が一つにでも発生したときは、何らの通知催告を要せず、直ちに本契約及び個別契約を解除することができるものとします。
 なお、この解除は損害賠償の請求を妨げない。
(1)金融機関からの取引停止の処分を受けたとき
(2)監督官庁より、営業の取消し・停止処分を受けたとき
(3)第三者より仮差押え・差押え・仮処分・強制執行、公租公課の滞納処分、競売等の処分を受けたとき
(4)破産の申立て・特別清算開始の申立て・民事再生手続開始の申立て及び会社更生手続き開始の申立て又は任意整理手続への着手の事実が生じたとき
(5)事業の全部若しくは重要な一部の事業の譲渡・会社分割・解散又は合併の決議をしたとき
(6)財産状態が悪化し、又はそのおそれがあると認められる相当の事由があるとき
(7)天災等の不可抗力により本業務の遂行が不可能となった場合
(8)取引を継続しがたい客観的な事由があるとき
(9)重大な過失による違反行為又は背信行為

第13条(反社会的勢力の排除)
1 お客様が、本サービス申込時において、暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、総会屋、特殊知能暴力団等の反社会的勢力「反社会的勢力」という)に該当し又は関係すると認められる場合には、前条の規定を準用します。
2 前項の規定により発生した損害については、当社はいかなる責も負わないものとし、お客様もこれに同意するものとします。

第14条(管轄)
本契約に関する訴訟については、当社の本社所在地を管轄する裁判所をもって第一審の専属管轄裁判所とする。

第15条(特約条項)
1 本規約の条項のいずれかが管轄権を有する裁判所によって違法又は無効であると判断された場合であっても、当該条項以外の本規約の効力は影響を受けない。
2 本規約は、本規約に先立つ本件に関する当事者の一切の議論、合意、約束及び契約に代わるものである。本規約の規定は、当社及びお客様が署名した書面によってのみ変更されるものとします
3 当社とお客様に関する継続的に委託するデータ復旧サービス業務契約を締結している場合、本件利用規約において異なる事項の取り決めは、当該継続的に委託する契約が優先されて適用されるものとします。
4 当社は予告なく本契約を変更できるものとします。また本規約が変更された場合は、変更後の規約は本サービスが提供されるウェブページに掲載されたときから、直ちに、変更後の内容が適用されるものとします。

第16条 (紛争解決)
 本規約に規定なき事項又は本規約上の疑義については、両当事者間で誠意をもって協議し、解決するものとします。